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歴史

1950-2020

鳴尾の流儀とクラブライフ

新たなる100年へ。

第1回の「未来研究会」から17年を経た2020年、100周年を迎えた鳴尾ゴルフ倶楽部に第2回「未来研究会」が発足した。その意図は、前回の未来研究会の提言を踏まえ、将来においても鳴尾ゴルフ倶楽部が、真のプライベートゴルフクラブとして存在していくために、新たな提言を行うことであった。第2回の「未来研究会」は、第1回「未来研究会」のメンバーでもあった菅野有生央理事が座長の指名を受け、多岐に渡る課題の検討を想定して、各委員会から、40代から60代の幅広い年齢層の社員が、メンバーに選出された。

「前回の未来研究会から17年がたち、その提言のほぼすべてが実行されてきました。プライベートクラブとして、どのように存続するべきかという方向性は固まっています。しかし、鳴尾のメンバーは、心地の良いサービスがクラブから提供されるというだけではなく、クラブの一員としてその運営に携わり、自らもクラブに貢献する義務を負うという『社員』としての自覚を忘れてはならないのです。一人ひとりの『社員』に、鳴尾を、自らのホームグラウンドとしてさらに心地良いものにするための自覚を持ってほしい。そんな想いがありました」(菅野有生央座長)

第2回「未来研究会」は、その「提言書」(2020年12月13日)の中で、鳴尾ゴルフ倶楽部の未来像として、

・優れたコースの維持
・ゴルフを軸とする親密で楽しいクラブライフ(文化)の保持

この二つが必須であるとし、下記のような提言を行っている。

・引き続き、真のプライベートゴルフクラブとしての存続を目指す
・コースをあるべき姿で維持する
・伝統を重んじそれを継承する
・相応しい社員の継続的確保

英国の伝統を引き継ぐプライベートゴルフクラブとして、目指すもの、守らなくてはならないものは、今後も変わることはないだろう。しかし、勇気を持って時代の変化に対応していくこともまた、伝統を引き継ぐためには欠かせない社員(メンバー)の務めであることを忘れてはならない。

第2回「未来研究会」は、新しい100年に向けてクラブがさらなる進化を遂げるための、その第1歩なのである。

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