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歴史

1930

猪名川コースの誕生

10月12日、猪名川コース開場

今村会長の始球式
今村会長の始球式

わずか1年で正式開場に漕ぎつけた猪名川コースでオープニングセレモニーが行われたのは、10月12日のことである。参加者は、会員150名、来賓40名。祝賀競技の参加者は170名。今村幸男会長の始球式並びに開場の宣言の後、午前8時12分に1組目(今村会長、髙畑誠一キャプテン、H.C.クレーン、他一人)がスタートし、最終組が午後2時前のスタート。ほとんどのプレーヤーはニッカーボッカーをはき、ワイシャツにネクタイ、セーター、帽子はハンチングか中折帽。参加者の3分の2は欧米人であった。ベストグロスは髙畑キャプテンで、スコアは82であったという。

クラブハウスで行われた猪名川コース開場の祝宴
クラブハウスで行われた猪名川コース開場の祝宴
1930年、開場当時のクラブの委員たち
1930年、開場当時のクラブの委員たち

午後5時からは今村会長の謝辞から始まる祝宴が開かれ、東谷村村長の野原種次郎、関西ゴルフ連盟(KGU)の広岡久右衛門両氏による祝辞、最後に茨木カンツリー倶楽部の村田省蔵キャプテンから祝辞とコースの出来栄えに関する賛辞があり、一同、乾杯に次ぎ会食。午後6時を過ぎたころ、鳴尾ゴルフ倶楽部、地元の東谷村、猪名川コースの繁栄を祈り、万歳を三唱して開場式は幕を閉じた。

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